X-Buddha第12話 未来の信念

KAZUKIです、

今週は、X-Buddha第12話「未来の信念」

をテーマに内容をシェアしていきます。

今日は、

「信念を確立する方法」

を紹介します。

あなたは「信念」と聞くと

どんなものだと感じますか？

よく、

「あの人は信念のある人だ」

「信念を貫き通して成功した」

「信念を持つことが大切」

といわれ、

「信念」はポジティブなもので、

私たちが持つリソースの中でかなり

重要度の高いものというのが一般的な認識です。

しかも、

「信念を曲げない」

「信念を貫き通す」

と言い方にも表れているように

信念はできるだけ同じで固定した方が

よいイメージがあります。

しかし、仙人さんが言う「信念」の話は

少し違います。

確かに、「信念」は成功の鍵で

信念が確立されていないと成功は難しいと

仙人さんも仰いますし、

仙人さん自身も、

「黄金の国ジパング」というビジョンに向けて

未来のあるべき姿のための、こだわりの「信念」

を持っています。

例えば、「ホームスクール」「自宅出産」

「12歳までは読み書き禁止」などです。

ところが、仙人さんは、自分のこれらの

強固で変えようがない信念は、ずっと固定化しては

いけないと仰います。

信念はつねに不安定なもので、

バージョンアップさせて、進化させていくもの

だというのです。

つまり、信念はどんどん変えていった方が

いいということです。

私は、これを聞いた時、意外な感じというか、

偉大な人が生涯持ち続けるのが「信念」という

考えを変えないといけないと思いました。

とはいえ、右と言っていたものを、

急に明日から左というように変えるものでも

ありません。

進化させ、バージョンアップさせていく

感覚です。

しっかりした信念を確立して、それを

ある程度柔軟に捉えながら、進化させていく

ある意味新感覚の「信念」です。

この話を聞いていて思い出したのが、

最近“エントロピーの法則”を記事で読んだときのことです。

変化に対応するスキルとして

「意思の力」と「揺らぎ」が大事だという話でした。

意思の力で、拡散する宇宙を

形あるものにする必要が有るのですが、

それを持ち続けるためには、ある程度の

「揺らぎ」が必要だという話です。

つまり、

カチコチの固形物ではなく、

栁のようなしなやかさというのでしょうか

揺らぎを持ちつつも、存在としてはかなり

“確固”としたものであるのが、仙人さんが言う

「信念」だと理解しています。

今回は、そのような意味での「信念」を

どのように確立していくのかという

話をします。

大事なポイントから話しますと、

１．信念は、すぐには構築されないとこと

２．イメージが全てということ

の2点です。

他にもありますが、「信念」ということを

考えるときには、この2点を抑えておけば

大事な8割は大丈夫でしょう。

では、はじめますが、

まず、1点目。

信念は、すぐには構築されません。

ということをまず理解してください。

信念は、

①アイデンティティが変わり

②世界観が変わり

③価値観が変わって

④最終的にダイヤモンドのように固い信念

になるのです。

時間をかけてこの4つのステップを

“無意識”の内に通って信念が出来上がります。

アイデンティティとは、

「私は・・・です。」という

自分がどんな人間であるかという

自分の認識、他人からの認識です。

例えば、「私は約束を絶対に守る人です」

というと、それが自分のアイデンティティになります。

自分でそうやってアイデンティティを決める

こともあれば、ふとした他人が言った一言

から始まる場合があります。

いずれにせよ、自分は約束を守る人という

アイデンティティが形成されると、

そのアイデンティティに合わせた

ものの見方、世界の見方をし始めます。

それが2つ目の世界観です。

世界観が「約束を守ることが大事」なので、

約束を守らない人が逆に目に付いたりもします。

人の良し悪しも世界観に基づいてみるように

なってきます。

そして、その次に

価値観がつくられます。

何が大事か、人間関係か、お金か、健康か

仕事なのか、世界観を通してみた世界の基準で、

価値の優先順位をつけるようになってきます。

そうして、だんだんと無意識の内に

強固な信念が生まれていくのです。

なので、逆にこのプロセスを知ることにより

自分も他人も、信念を確立させていくことが

できるようになります。

もう一つ、「信念」を語るうえで

大事なことは「すべてはイメージだ」ということです。

実は、自分が信念に思っている事や

他人に対するイメージは、

「実際」とは違うということです。

例えば、先ほどの、

自分は約束を守る人というのは、

単純に自分が思っているイメージで、

実際にはそうでもない場合もあります。

そういうイメージがあるだけで、

実際の自分とは違うのです。

なので、イメージであることを認識して

アプローチしていくことで

信念を確立していくことができるようになるのです。

このイメージの形成については

明日のこのブログで詳しくシェアをします。

いずれにしても、

信念は、無意識的につくられるので、

それを、具体的なステップによって意識的に

作っていくことを目指すのです。

その為には、信念は自分の思う通りに変えられるし、

揺らぎを持ちながらも進化、バージョンアップさせて

いくものだという認識を持つことが大切です。

以上、「信念を確立する方法」でした。

それでは、

今日も一日がんばりましょう！