2018年1月10日水曜日

ピョートル・クチバシと「働き方改革」



Kazukiです、

先日の記事で、元グーグル人材開発責任者の
ピョートル・クチバシさんの本
0秒リーダーシップ」を紹介しました。

今日は、そのピョートル・クチバシさんが
最近、日本の「働き方改革」に対してモノ申す
感じの記事を発見したので、シェアしたいと思います。

ピョートルさんは、日本の働き方改革がダメな
理由として、「短期的な視点しかないから」と言います。

全くその通りで、
日本の働き方改革は、
長時間労働を問題視して、それに対する解決策として
プレミアムフライデーやノー残業デーなどで、
単純に、労働時間を短縮させることしか考えていません。

本質的な問題は、“生産性”にあるにもかかわらず、
対処療法的に時間を減らすことに特化した施策ばかりです。

ただでさえ、労働人口が減ってしまっている中で
生産性を上げずに労働時間まで減らしてしまったら
この国は一体どこまで経済がしぼんでいくのでしょうか。

今、世界を代表する企業は、AirbnbUberなど、
既存の枠組みに捉われることなく
現状を分析、仮設を立てて、発想力で
イノベーションを起こしている企業だということです。

これに対して、日本の働き方改革は、
単純に、残業を減らしましょう、
働く日数を減らしましょうと言っているだけ
で意味がないと言っています。

やりがい、生きざま、ワクワク感を
無視して、効率化、労働時間の短縮だけ
を目指す日本の会社に未来はないと思います。

働き方改革を推進する方々は、
そんな指摘をしてくれる
ピョートルさんの意見に少しは
耳を傾けた方がいいでしょう。

「働き方改革」に関しては、
先週紹介した、鴨頭さんも、ちょっと違った観点ですが、
かなりおもしろい話をしていましたので紹介します。

「働き方改革をする前に、
働く意識を変えた方がいい」

という話です。

例えば、タクシーの運転手。

タクシーの運転手という仕事は、
一般的なイメージとして、リストラされたり
定年後に行き場がなくなった人が勤める仕事
というイメージがあるそうです。

でも、実際の所は結構ちゃんとやれば
それなりに稼げる仕事でもあるそうです。

タクシードライバーの年収は
平均すると250万円ぐらいだそうです。

ただし、これは、ちゃんと真面目に仕事を
していないドライバーも含まれます。

実際、真面目にやっているタクシードライバー
の年収は700万ぐらいあるそうです。

結構いいですよね。

しかも、かなり稼ぐドライバーは、
2000万円ぐらいまで行けるそうです。

では、700万のドライバーと
2000万のドライバーの違いは何か?
という話です。

タクシーの運転手にとって、
一番大事なことは、安全運転です。

一度でも事故を起こしてしまうと
数ヶ月は仕事を停止しなければなりません。
下手をしたらそのまま一生職を失ってしまいます。

そういう仕事です。

そんなタクシードライバーなので、
普通にがんばっている年収700万のドライバーは、
無理な運転はしませんし、できません。

例えば、2車線、3車線の道路を走っていて
お客さんが急に手を挙げても、右側の車線を走っていたら
そのお客の所へ急に車線変更をして止まることは
危なすぎてできません。

もし、それで事故にでもなったら
一貫の終わりです。

だから、普通のドライバーは、素通りします。

それをお客さnの側から見たら
乗車拒否だとかいって腹を立てる人もいます。

しかし、2000万のドライバーは、
この急に手を挙げるお客さんの所に
止まることができるそうです。

だからといって
危険を顧みず危ない運転はしませんし、
特別なドライビングテクニックをもっている
わけでもありません。

どうやって止まるかというと、
事前に、遠くの方から、
“そのお客さんが手を挙げる前に”
タクシーを呼ぼうとしているのが
分かるそうです。

なぜ、わかるか?

困っている様子のお客さんを
見つけようとしているからです。

常にそういう意識でお客さんを探しているので
遠くからでも、手を挙げることが分かるそうなのです。

700万のドライバーは、手を挙げてから反応し
2000万のドライバーは、手を挙げる前に反応できるのです。

なぜ、2000万のドライバーがそんな
ことができるようになったか。

それは、
「困っている人を助けること」が自分の仕事だ
という意識があるからです。

考えてみると分かるのですが、
タクシーは、ほとんどの場合、困っている人が
乗車します。

・歩いていくには時間がかかる
・急に雨が降ってきた
・重たい荷物がある
・急病人を病院に連れていきたい
・道が分からない

などなど、基本的に困っている人を助ける
スーパーマンのような仕事なのです。

そして、2000万のタクシードライバーは
ここを理解して、自分の仕事に誇りをもっています。

だから、困っている人を見つけることが
できるんです。

これは、
タクシードライバーだけに限ったことではありません。

どんな仕事でも、見方や意識を変えれば
ものすごく面白くて、やりがいがあって、
世の中の役に立つワクワクする仕事に変えることが
できるのです。

これが、本当の意味での「働き方改革」
だと思います。

AI化とか効率化とかはもちろん
時代の流れだからありますが、
だからといって、単純に効率化して
労働時間を減らしてという発想からは
発展的な未来は絶対に生まれません。

ピョートルさんや鴨頭さんの言う
「働き方」の改革が必要です。

それは、単純に働き方を変えるという改革
ではなく、働く意識、働く意味を変える改革です。

今度、NewsPicksの記事で、なぜか、
「働き方改革」に関して
ピョートルさんと、マーケッターのジェイ・エイブラハムさん
が対談をするそうです。

かなり楽しみです。
また、記事を読んだらこのブログでも紹介しますね。

「どんなにつまらない仕事も
“すごい”仕事に変えることができる。」

これは、私が大好きで尊敬するコンサルタント
トム・ピーターズさんの言葉です。

仙人さんをはじめとして、               
すごい人は、仕事に対する考え方が
同じだと思いました。

それでは、
今日も一日がんばりましょう!

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