“見えないもの”を見る力

KAZUKIです、

さて、

今日は、仙人さんに質問したいことをシェアします。

今回の私の質問は、

「“目に見えないもの”を見る力を、身につけるコツを教えて下さい。」

という質問です。

これは、質問というより、ご指導のお願い

という感じですが、

今回の質問では、

私が、普段、ものすごく大事なことだと感じているけど

今一つ、その考え方、そのアプローチで

もう少し仙人さんのマインドセットに沿って

確認してみたいことについて聞いています。

今回の質問のテーマは、

目に見えないものを見る力です。

これは、何をするにしても本当に大事で

コアになるスキルであり、マインドセットだと感じています。

コピーライティングでも、

教育ビジネスでも、

仕事をするにも、

人間関係においても、

です。

いろいろなカテゴリー、いろいろなシーンで

活用できるスキル、考え方だと思いますが、

今回は、ビジネスや仕事のシーンにフォーカスして

考えみます。

この「見えないものを見る力」というのは、

別の言葉でいうと「理解力」です。

顧客の現実に入る、顧客を理解するというのが

コピーやセールスの基本中の基本ですが、

これが意外と難しいのです。

あとは、会社員の方が、会社という組織で

働いている場合、ストレスが溜まったり、問題が

起こったりする場合、だいたい「見なきゃいけないこと」

が見えていないから起こるのです。

組織というものは、最終的にはピラミッド構造に

収束していくのが自然のカタチなのですが、

このピラミッドの階層ごとに、“見ている世界”が違うのです。

新入社員

先輩社員

中間管理職

経営陣

社長

株主・オーナー

それぞれ、立場が違えば、見ている世界が違うのです。

あとは、縦の階層だけではなく、

部署ごと、部門ごと、横の軸でも、

それぞれの立場が違い、普段「見えている景色」が違います。

そして、往々にして、それぞれがそれぞれの立場

それぞれの視点に基づいて、思考し、判断し、行動するので

必ず、横や縦の間で、摩擦と衝突が起きるというメカニズムです。

これを防ぐには、どうにかして、組織のレイヤーや

壁を越えた理解が必要です。

つまり、

普段、無意識的に見ている

自分の世界を基準に判断するのではなく、

意識しないと見えない「世界観」を見ようとする

ことが大切です。

あと、少し補足すると、脳機能的には、

人は自分が見たいようにしか見ないという脳の性質

もあります。

私たちの脳は、省エネなので、できるだけ

無駄なエネルギーを使わないようにプログラミング

されています。

なので、

物事をできるだけパターン化しようとして、

繰り返し見る光景や目に映るシーンは、

実際に見ていなくても、

すでに脳の中にある映像を再利用しようとします。

つまり、

何度か見た映像は、条件反射的に脳内に投影されるので、

実際にはそこに“違った景色やモノ”が目の前

にあったとしても、脳内の映像ではいつもの景色にしか見えず、

目の前にある新しい光景を認識できないということが

起こってしまうのです。

これは情報でも同じです。

新しい情報が入ってきても

すべて自分の知っている情報に置き換えてしまうのです。

本を読むときも、無意識的に読むと、

自分の知っている概念や常識をもとに読むので、

知っていることを確認する作業で終わってしまうのです。

これが、

学習と成長が止まってしまう人の特徴です。

つまり、

新しい経験と知識が、既存の知識と経験に

無意識的に置き換えられてしまい、

新しいことをインプットできなくなってしまうのです。

逆に、今回の話は

こうした常識や思い込み、盲点になっているところを認識し、

新しい知識や経験をどんどん吸収して、新しいことをどんどん学ぶこと

できるようになる方法についてなのです。

そんな、

「目に見えないものを見る力を身につける方法」

を紹介します。

しかも今回は、

いくつかの方法やマインドセットがある中で、

今回は、一つだけ、私が最も重要で、

とっておきのマインドセットを紹介したいと思います。

それは、

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

個人戦ではなく団体戦で考える

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

というマインドセットです。

どういうことかというと、

仕事でも、スポーツでもそうですが、

”個人戦“をしていると思っている人は、

実は、見えていないものが多いのです。

まず、大前提になりますが、実は、世の中は

すべて団体戦なのです。

一見、個人戦に見えるような競技や勝負であっても

実は、本当はすべてが団体戦なのです。

いや、俺は常に一人でやってきた！

という人でも例外ではありません。

例えば、100メートル走の世界チャンピオンは、

1人でする競技ですが、その競技の本番までに

何百というチームメンバーの存在があります。

関係者・協力者・ファンの数を入れると、

何千、何万という数の人が関与しています。

よく一流のスポーツ選手が、試合後のインタビューで

かならず、「応援して下さったファンの皆さまのおかげです。」

とファンやチームメンバーへの御礼を真っ先に言うのは、

あれは、事実であり本心だからです。

正確に言うと、ファンやサポートメンバーがいたから

勝つことができた、成功したというわけではありません。

ファンやサポートメンバーが、応援したくなるような

人だったからスキルを身につけ、成功できたのです。

要は、

「自分ががんばるから、周りが付いてくる」ではなく、

「ファンがいるから、自分の今が存在している」

という世界が見えているのです。

そして、自分の見えていないものを見ようとして

盲点を見ようとしているからこそ、自分に対して

謙虚であり、学び成長できるのです。

「この会社は自分に合わないから自分は独立する！」

と言って起業する人が、思いの他、成功できないのは、

こうした目に見えないメカニズム、構造を理解できないからです。

会社にいようがいまいが、人間社会というこの現実世界では、

どうしても目に見えない“組織の力学”が働きます。

そして、最低限、家族という単位かもしれませんし、

今風にいうと、“コミュニティ”かもしれません。

会社という組織に属していなくても、

フリーランスであろうが、独立起業家であろうが

何かしらの“組織”の属し、“団体戦”に参加する形

に絶対になるのです。

なので、

“団体戦”だという意識がなければ、

本当に大事なものは見えてこないのです。

私は、これまで、仙人さんのコンテンツを

学んで行く中で、個人のスキルアップを重点的

に考えて、それを必死に伸ばそうと考えて努力も

してきたのですが、ある時きづきました。

自分が上手くいっている時はどういう時か、

それは個人戦で勝負しているときではなく

団体戦というチームの中で勝負しているときでした。

そこに気づき、一旦、自分なりのアングルから

この「団体戦を意識する」というアプローチを

考えてみたのです。

そうすると、今まで積み上げてきた経験や知識と言う

いろんな“点”が面白いように繋がっていくのです。

個人戦で、独りで戦い続けて消耗して

しまっているなら、一度視点を変えて

「団体戦」を意識してみて下さい。

きっと、何か今まで「見えてなかったもの」が

見えてくると思います。

私は、少なくとも仙人さんからいろんなことを

学ぶにつれて、これが盲点だったと気づかされました。

本当に、仙人さんほど、自分の盲点に気づかせてくれる

先生は他にいないと思います。

今の時代は、新しいテクノロジーの出現により

可能性の溢れる時代になりつつありますが、

この新しい世界で成功し続けるには、

どうしてもこの“見えないものを見る力”が

絶対的に必要になってきます。

そんな、かけがえのない力を身につけるための

プログラムである仙人さんの授業を一度

受けてみることをこころからおすすめします。

以上、

「目に見えないものを見る力」という話でした。

それでは、

今日も一日、がんばりましょう！