KAZUKIです、
今日は、X-Buddhaで役に立つ本を紹介します。
今日紹介する本は、
“リクルートのDNA 起業家精神とは何か”
という本です。
リクルートは、私が目標とする企業の一つです。
教育事業、広告事業、社員の人材育成という3点で、
日本企業の中でも、傑出した結果を積上げている
超レアな存在な企業です。
その創業者である、江副浩正さんが
生前に魂を込めて書き残された最後の本です。
この本の中には、タイトルにある通り、
リクルートのDNAと呼ぶべき、起業のエッセンスが
これでもかというぐらい詰め込まれています。
どこを切り取っても、基本役に立つ
事しか書いていません。
ただ、読み方によっては、どこかで聞いたような
言葉だなと感じるかもしれません。
特に、江副さんもご自身で語られていますが、
江副さんの言葉は、過去の偉大な経営者の
引用やそこから学んだことを話すことが
多くありました。
ある時、専務の森村稔氏が忠告しました。
「松下幸之助語録にこうあるといった、
他人の説を引用した話や新聞記事を引用した話が
多く迫力がない。
“僕はこう考えている”
“リクルートをこんな会社にしたい”
“みんなこうしてほしい”
という経営者自らのメッセージを強く
打ち出さないと、力強さにかける」
といわれても、
「そう言われても、私は自分のメッセージが
なかなか出せなかった。・・・・
私はそもそもシャイな性格で、カリスマ性はない。
人前で話すことも苦手だった。」
とも言っています。
そんな話下手という弱点があった
創業期の江副さんは、自分の言葉を「社是」や「社訓」
としてまとめて行ったのです。
そして、その「社是」や「社訓」を
自ら実践し、組織に浸透させることを一歩一歩
実行されて行ったのです。
その結果、リクルートコスモス事件で
リクルートを去った後も、江副さんが浸透させた
DNAはリクルートに残り、その“卒業生”は起業家精神
を発揮し、日本で最も収益性の高い企業の一つなり、
日本一の人材輩出企業と呼ばれるようになったのでした。
そんなリクルートの創業期につくられた
社是・社訓を見てみると、驚くほどシンプルで、
言い方は悪いですが、
当たり前に見える事しか書かれていません。
例えば、
経営の三原則には、
1.社会への貢献
2.個人の尊重
3.商業的合理性の追求
とあります。
しかし、この3つを一つ一つ
具体的にして、またいろんなアングルから
表現するということを怠りません。
その後、経営理念とモットーとして、
具体的な行動指針を作っていきます。
1.「誰もしていないことをする主義」
2.「分からないことはお客様に聞く主義」
3.「ナンバーワン主義」
4.「社員皆経営者主義」-起業家の集団
5.「社員皆株主」
6.「健全な赤字事業を持つ」
7.「少数精鋭主義」
8.「自己管理を大切に」
9.「自分の為に学び働く」
10.「マナーとモラルを大切にする」
とあります。
他にもいろいろ載っていますが、
この10個だけを見ても、リクルートから
なぜ、優秀な起業家や経営者が輩出されるのかが
分かってきます。
江副さん自身は決してカリスマタイプの
経営者ではなかったのですが、逆にそれが
「第5水準のリーダーシップ」(ビジョナリー・カンパニー2参照)
を生み出し、その後に続く傑出した
起業家や優良企業を生み出していったのです。
そういった、まさに
リクルートのDNA、本質が学べる内容に
なっています。
また、この本を読むと、
日本の歴代起業家・経営者の紹介。
江副さんの視点から、日本の名経営者の実績が
ストーリーで描かれています。
明治維新後の三菱、三井、住友の財閥系から
始まり、戦後の日本をリードした企業の創業者
トヨタ、松下、ホンダ、ソニー、シャープ、
そして、私が尊敬する稲盛和夫さんも登場します。
更には、ダイエー、セコム、森ビル、
ユニクロ、ソフトバンクと続いていきます。
これを読むだけで、日本の経営史の大枠を
掴むことができそうです。
成功する起業家の二十カ条も、ものすごく
良くまとまっています。
コミュニケーションや学習の大切さを重視していて、
仙人さんのマインドセットともリンクする所も多いです。
見方によって、いろんなところで言われているものを集めた
感じもしないではないですが、それを誰にでもわかるような形で
まとめていて、すんなり頭に入ってきます。
仙人さんのマインドセット
「俺は知っている」は学習の敵
を思い出しながら読んでいただきたい本です。
また、
この本のすごいところは、
江副さんがリクルートを起業したときの
創業当時のエピソードが本人談として語られている所です。
広告媒体誌を発刊する際に、
どの企業も他の企業が載せるなら
という付和雷同的な行動パターンが合って、
それをどうやって解決したのかを解決しているところは
かなりの見所です。
イベントなどにスポンサー集めの営業活動
をしたことがある方はご存じだと思いますが、
その興行やイベントにスポンサーが乗っかってくるのは
他の有名企業がすでに参加しているかどうかが重要です。
なので、最初の客寄せパンダ的な有名企業、
アドバルーンになるような人や企業をまずは
出てもらうということが大事なのです。
その為に、その相手が得する、喜んで出てもらう
ような説得や交渉を行うわけです。
一旦センターポジションが決まれば、後は
自ずと2番手、3番手の企業はどんどんと
俺も!俺も!という感じで集まってきます。
江副さんも広告媒体を始めた頃は
同じような苦労があったのだと妙に共感しました。
そんな、意外とカリスマ的ではなかったけど
ものすごいリーダーシップと、日本一の
人材輩出企業として名をはせるようになった
リクルートという会社の創業者、そしてそのDNA
がこの本には詰め込まれています。
私は、今の仕事柄、
リクルートさんとはお付き合いしていますし、
教育事業やコピーライティングのスキルを
磨いている中で、絶対に外せないモデル企業です。
この本を読んで、起業家精神にあふれる
会社員やビジネスマンがたくさん輩出
されるといいなと心から思います。
ただ、この本を読んでもリクルートのような
企業はつくれませんし、いい本読んだなで
終わってしまってはもったいないです。
最近、仙人さんから学んだことの一つに、
行動力=
何かを学んだ後、実際に行動に移すまでの時間の短さ
という行動力をこの上なく、わかりやすく
表現した定義を教わりました。
この本を読んで、何か事を成そうとする人は
行動を起こします。
ぜひ、何か新しいことを学んだら、
一つ実際にアクションしてみるというのが最高です。
以上、
本日は、
“リクルートのDNA 起業家精神とは何か”
という本の紹介でした。
それでは、
今日も1日がんばりましょう!

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