こんにちは、かずきです。
今回は、最高級シリーズの第3弾、
最高級メゾン「エルメス」
について紹介します。
エルメスといえば、
ファッションに関わる様々なアイテムを扱うメゾン・ブランド
ですが、その中でも、やはり、ケリーやバーキンといった
最高級のバッグのイメージがあります。
エルメスは、ルイ・ヴィトンやシャネルとは
一線を画すブランドです。
それは、その価格もそうですが、
流行にとらわれない、一貫性と品質へのこだわりです。
例えば、
バーキンやケリーなどのバッグに使われている
仔牛のレザーですが、
世界中の卸業者から、
その年に手に入る一番いい品質のものを
その年に手に入る一番いい品質のものを
本部で一括で買い上げていると言われています。
そんな、エルメスですが、
そのブランドの始まりは、
1837年、高級馬具の製造工房から始まります。
その後、
1867年、第2回パリ万博の馬具部門で銀賞を受賞。
1878年の第3回パリ万博では金賞を獲得。
1880年、2代目のエミール・シャルル・エルメスが
ブティックを現在のフォーブル・サントノーレに移転。
従来の製造・卸だけでなく、顧客への直接販売も開始。
ブティックを現在のフォーブル・サントノーレに移転。
従来の製造・卸だけでなく、顧客への直接販売も開始。
その後を継いだ3代目のエミール・モリス・エルメス
が事業の多角化に着手し、
1892年には、馬具製作の技術を基にエルメス
最初のバッグ、サック・オータクロアを製作します。
その後さらに、腕時計、服飾品・装身具・香水など
の分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、
製造、販売をすべて手がける会社になっていきます。
エルメスのロゴは、馬車のロゴマークを
あしらったものですが、
このエルメスの馬車のロゴのもととなったのは、
フランス・パリのミュゼ、
「エミール・エルメス・コレクション」
に収蔵されている一枚の絵なのです。
この絵に描かれているのは、
「ル・デュック」と呼ばれる一台の馬車、
そしてその脇に控えている従者の姿。
そこには、エルメスの顧客への
強いメッセージが込められています。
「エルメスは最高の品物をご用意しますが、
それを御すのはお客様ご自身です」
というメッセージです。
美しく丈夫、上質で機能美に溢れる
最高品質のアイテムを送り出し続けるエルメス（HERMES）。
しかし、このエルメスのアイテムを、生活の中に組み込み、
真価を発揮させることができるのは、
他でもないあなた自身であるという意味になるそうです。
このように、
高級馬具の製作からスタートしたエルメス（HERMES）は、
最高品質のアイテムを送り続け、
その機能美を追求することによって、
今では、世界中から愛される、
ファッション界を代表する高級メゾンに君臨していきました。
さて、
今回、私がなぜ「エルメス」を紹介したかったか、
それは、これまで紹介したロールスロイスやパテック
という老舗でありながら、今のなお世界最高のブランドとして
確立しているものの共通点が
「エルメス」というブランドを通して見えてくるからです。
そういう意味で、
エルメスや最高級ブランドが
永く続いている理由は大きく3つあると思います。
それら3つの理由を理解することで
自分自身の扱う商品やサービス、また自分自身のあり方
について振り返ることが出来ると思います。
また、ブランドの正体。
ブランドというものはどうやって
築きあげられるのかということです。
では、最高級ブランドができあがる3つの理由ですが、
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１．時代にあった商品を開発・提供している
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エルメスは、最初、貴族に高級馬具を製造し卸す
ビジネスをしていました。
そこで、大きな成功をおさめたにもかかわらず、
馬から車へ、テクノロジーの進化によって
時代が大きく動くことを察知して、
次の手を打ちます。
馬具製作で培った技術やノウハウを
バッグに生かしたのでした。
そして、その最高品質バッグブランドを軸に
他のファッションに関する商品に展開して
いきました。
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２．最高級品質にこだわる
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エルメスは今やだれもが認める
最高級ブランドであり、
その品質は、使った人であれば
機能的にもデザイン的にも最高のものだとわかります。
しかし、最初から、
最高だったわけではありません。
ただ、最初から最高を目指していた
だけです。
最高を目指すゆえに、
自分自身ができることの中で最大の強み、
エルメスの場合は高級馬具をつくる技術、
を生かし、
その素材、職人、技術を突き詰めていきました。
また、最高のものとは、
自己満足ではなく、常にお客さんが満足いくもの
をつくるという事。
それがエルメスのロゴにも現れている通り、
「自分たちは最高のものをつくるが、
それを使いこなせるかどうかは
あなた次第。」
という強烈なプライド、
メッセージを発しているのです。
その最高へのこだわりが、時代や扱う商品が変わっても
最高品質のものを作り続けているのです。
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３．永続性を見据えた事業
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3番目は、永続性を見据えた事業です。
エルメス、パテック、ロールスロイス、
いずれも150年以上続く企業ですが、
これら企業が結果として、
運がよかったら150年以上も継続したのでは
ないと思います。
そこには、
創業者が「永遠に」未来を見据えたからです。
2014年に来日した
当時のエルメスの皮革・馬具部門の
クリエイティブ・ディレクター
クーリ・ジョベールさんは、
「エルメスのバッグが歴史を超えて
愛される理由は？」
という質問に対して、
エルメスのバッグを盆栽に例え、
盆栽の完璧な縮尺の美とともに、
盆栽という永続的な美しさを表現しました。
永遠に孫の代まで受け継いで
ほしい、そんな最高品質のものを
つくり続けたいという、創業者の
想いが感じられます。
以上、3点、
エルメスに代表される
老舗最古級ブランドが、なぜ長期にわたって
成功し続けるのかについて考えてみました。
仙人さんのプログラムを学ぶと、
この最高級ブランドに通じる考え方を
感じます。
「子孫に残すセールスレター」
というように、
仙人さんは、
自分がつくるコンテンツは
自分の子ども、孫、孫の孫の代まで
この先の未来、時代が変わっても
価値が残る物、
価値があがりつづけるものを作りなさい。
と言われます。
テクノロジーが進化し、
人々が求めるものは変わっていきます。
ただ、変わらないものがあります。
それをしっかりつかんで
自分自身の技術として、それを磨き
また孫の代まで残るものを提供していきたいと
思いました。
そんな、
気持ちにさせてくれる
仙人さんのプログラムの中でも
最高峰のプログラムが
「Jr.コピーライター養成スクール」
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