こんにちは、かずきです。
今日は、
「嫌われる勇気」
という本のレビューをします。
「嫌われる勇気」のレビュー・・・って、
はい。。。
今更感が半端ないですし、
もう読んだよ!というツッコミも受けそうな
感じですが、レビューしたいと思います!
この本は、2016年度Amazonランキングで
和書総合1位になり、
その後も売れ続け、発行部数も130万部を超えて、
ドラマ化もされたほどのベストセラーです。
ですので、私がこのブログで
あえてレビューを書くまでもなく、
「検索」すれば山のように、読む価値のあるレビュー
がでてきますし、アドラー関連のまとめページなんか
を読んだらこの本に書いてある大事なポイントは
押さえられると思います。
それでも、今回、私がこの本のレビューを
書こうと思ったのは、
ネタがなかったから!
ではなく、
コピーライティング的にベストセラーを分析してみよう
と思ったからです。
ベストセラーになる本には、3つの条件があります。
以前、このブログで紹介した
「なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?」
のレビューでは、ベストセラーにするための条件として、
「営業すること」だと話ました。
今回は、それに加えて、2つ話したいと思います。
まず、一つ目はタイトルです。
ベストセラーの重要要素として「本のタイトル」
があります。
コピーライターを志す者として、
「本のタイトル」ほど、勉強になるものはありません。
確か堀江さんの本の中でも触れられていましたが、
ベストセラー本の絶対条件としては、
「タイトル」が売れるタイトルになっているかどうか
です。
仙人さんから以前、キャッチコピーのつけ方について
学んだ時、
本のタイトルを参考にするといい
ということを聴きました。
タイトルも大事ですが、
本の装丁や帯など、平積みにされたとき、
画像キャプチャされたときの、
印象・イメージが重要です。
たくさん平積みされている本の中から、
タイトルと装丁の全体的な印象から
無意識的に選ばれる、中身を見たくなるような
本をつくるのがポイントです。
そういう意味で、
今回の「嫌われる勇気」というタイトルと装丁
「嫌われる勇気」
が
「アドラー心理学入門」
とかであれば、
間違いなくベストセラーには
ならなかったと思います。
実際にそのようなタイトルの本が
同じ著者の本でありましたが、
それほど売れていないと思います。
キャッチコピーの要素として、
「意外性」があるといいと言われます。
この「嫌われる」と「勇気」という
普通では組み合わせない言葉を
組み合わせるということが意外性があり、
斬新な印象を与えます。
「おや?」「どういう事?」
と思わせることが大事です。
その上で、サブタイトルで、
「自己啓発の源流「アドラー」の教え」
と続くので、自己啓発が好きな読者は
その源流ってなに?と中身を見たくなるのです。
タイトルとサブキャッチの組み合わせ
が完璧なのです。
もちろん、強烈なタイトルだけで
ベストセラーになる本もありますが、
この「嫌われる勇気」のように、
サブタイトルがあることで、メインタイトルの強みを
強化することもできます。
タイトルの意外性が際立った本としては、
最近のベストセラーで、
「君の膵臓を食べたい」
があります。
恋愛小説風の装丁と、帯に「感動・涙・ベストセラー」
という文字が躍っていて、
その上で「君の膵臓を食べたい」ですから
本屋で見つけたら「どいうこと?」と思って
思わず手に取ってしまいます。
このように、
・タイトル
・サブタイトル
・装丁
・帯
などを含めて、全体の印象をもって
手に取らせる、中身をチラ見させることが
売れる本のデザインなのです。
この事をしっていると、
「売れる本」と「売れるコピー」は、
ほぼイコールということがわかってくると思います。
ちなみに、「タイトル」が売り上げに
与える影響は、全体の8割ともいわれています。
そのため、力のない著者の場合、
「タイトル」の決定権は、
販売元の出版社がその権限を持つことになります。
いくら本の著者が
「こんなタイトルをつけたい!」といっても、
出版社が決めた「売れるタイトル」にされる場合が
ほとんどなのです。
それほど、本のタイトルは売上に
直接的に影響を及ぼします。
さて、もう一つ、ベストセラーの要素ですが、
それは、「口コミ」の発生です。
これは「本」という商品に限った話ではないのですが、
100万部を超えるベストセラーになるためには、
「口コミ」パワーが絶対的に必要になります。
そして、この「口コミ」を起こすのが、
タイトルの伝えやすさや、話題にしやすさがあります。
もちろん、コンテンツに関しても、
話題にしやすいような意外性も必要ですが、
「タイトル」の方がより重要だということです。
実際に、ベストセラーの特性として、
ほとんどの人が「いい本だった!」といって
内容を覚えていない人がほとんどです。
例えば、自己啓発系の本でいうと
「7つの習慣」
「人を動かす」
「思考は現実化する」
などが言えますが、何も見ずに、これらの本の内容を
話してくださいといって、スラスラと要点を話せる
人は2割もいないでしょう。
人は、口コミをするときに、
本の内容を詳しく伝えるのではなく、
自分が気に入った内容、それも意外性のある内容を
覚えていて、それにいかに感銘をうけたか、
驚いたかについて話をするのです。
要は、
意外性のあるエピソードやストーリー、
印象に残ったフレーズや一節だけが切り取られて
口コミとして伝わっていくという仕組みです。
つまり、コンテンツの内容は、
口コミしたくなるようなおみやげ話
が入っていること
が大事です。
要は、「おみやげ感」が重要ということです。
それにベネフィット的要素が含まれているとさらに
強力になります。
コピーライティングの要素でいうと「ボレット」です。
つまり、ベストセラーを出す3つの条件とは、
1.ぱっと見(タイトル・サブタイトル・装丁の印象)
2.おみやげ感(口コミしたくなるフレーズ・エピソード)
3.営業力
です。
これらは、そのまま、
売れる「コピーライティング」
にもなります。
この分析がどれぐらい的を得ているかはわかりませんが、
「ベストセラー本」を見て、コピーライティングに当てはめて
モデリングすることで、売れるコピーのコツが
分かってくると思います。
ということで、
今回は、
「嫌われる勇気」のレビュー
・・・ではありませんでした。
是非、ベストセラーを読んで、
ベストセラーの条件について考えてみて下さい。
それでは、
今日も一日がんばりましょう!

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